問2: クライアントサーバシステム
クライアントサーバシステムにおける,アプリケーション(AP)の処理形態に関する記述として,最も適切なものはどれか。
ア クライアント側とサーバ側の両方に配置したAPで同期をとりながら多量のデータを処理する形態では,ネットワーク性能よりも,データベース性能を重視する必要がある。
イ クライアント側に配置したAPで,サーバ側にあるデータを処理する形態は、EUC重視というよりスループット重視といえる。
ウ サーバ側に配置したAPとデータを利用して,クライアントから入力したトランザクションを処理する形態は,サーバよりもクライアントに高い処理能力が要求される。
エ サーバ側に配置したAPをクライアント側に転送して処理し,結果をファイル転送でサーバ側に戻す形態は,サーバとの同期が要求されない処理に適している。
答えは「続く」をクリック。
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答え: エ 「サーバとの同期が要求されない処理」の場合,エの問題文のとおり。
どこの負荷が増えるか,どこで処理が行われるかを考えればわかる問題。
アは、「同期をとりながら多量のデータを処理」なので,ネットワーク性能のほうが重要。
イは、「クライアント側でデータを処理する」=EUC(End User Computing)重視で、スループット(コンピュータの単位時間内の処理能力)を重視しているとは言えない。
ウは、サーバ側のほうが負荷が高い。サーバーにあるAPがトランザクションを処理するため。
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