映画DVD『サイレント・ランニング』1972年 監督ダグラス・トランブル 脚本にマイケル・チミノが参加してるSFカルトムービー。ロボットの仕草が「かわいらしい」ではない。「愛おしい。」
映画DVD『サイレント・ランニング』1972年 監督:ダグラス・トランブル SFカルトムービー。ロボットの仕草が「かわいらしい」ではない。「愛おしい。」!
巨大宇宙船で地球に唯一残された植物を育てる学者とロボットの話。
製作当時、日本では劇場未公開、「サイレント・ランニングSF巨大宇宙ステーション」などのタイトルでテレビ放映されたのみでしたがSFマニアの間では高い評価を得て、ビデオ、LDでリリース、1986年にやっと小さい規模ながら劇場公開されたSF。
脚本に『サンダーボルト』『ダーティハリー2』『ディア・ハンター』(アカデミー監督賞)『天国の門』『イヤー・オブ・ザ・ドラゴン』のマイケル・チミノが参加してます!
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作中登場する三体のドローン(ロボット)「ヒューイ」「デューイ」「ルーイ」(ドナルドダックの三つ子の甥っ子の名前から命名)は、R2-D2の元ネタとして有名。
彼らは、良くある人間型ではなく、また背も低く、普通考えるとの人が入れない形であるために、機械のリアリティを感じさせ、その上での動作、仕草が妙に「かわいい」。
いや、「愛おしい。」
人とは言葉を話さないのに、ドローン同士では会話していて、その様子も愛らしい。
実際は、中には身体障害者の人が入って演技しているため、動作が非常に自然でスムーズで、ただそこにいるだけでも、存在感や感情、ペーソスを感じさせます。
それを知ったうえで観ていると、劇中、その一体が事故で故障してしまうが、主人公には直せないという描写があり、この事と体の障害を結びつけて考えさせられてしまいました。(実際にそのような演出意図があるかは不明ですが。)
このエピソードが、ラストシーンとともに、最も印象に残っています。
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ITOYAさん,こんばんは。
おや,ブログのタイトルがちょっとかわりましたネ。
さて本作ですが,当時TVの『日曜洋画劇場』にて鑑賞致しました。
とてもマジメな作品でよい印象を受けまして,その後洋盤のサントラLPを購入致しましてよく聴いたものであります。
今でも家のどこかにVHSの録画テープが残っているはずであります。
ところで本作ですが,あの『天空の城ラピュタ』のラスト・シーンに影響を与えたように思えてなりません。
投稿: snowman | 2013年10月22日 (火) 23時43分